ウォーキングしたのに体が痛くなった
ウォーキングで起こる下半身の痛み
近年日本では、ウォーキングをする方が増えているようです。
しかし
「健康のためにウォーキングを始めたのに足が痛くなった。歩き方が悪いのだろうか?」
このように思ったことはないでしょうか。
ウォーキングをすると確かに筋肉がほぐれ、血流が良くなるので、生活習慣予防のためにお医者様が「運動をしなさい。」という運動にはウォーキングはバッチリです。
注意すべき点は、はじめは歩き方ではありません。
まず一番に気を付けなくはいけない2つこと
ウォーキングをスタートする際にまず気を付けるべきことは、
- 体のゆがみがあるままウォーキング
- 間違った靴でのウォーキング
これが原因で下半身にトラブルがでてしまった方が当院にはたくさんおられます。
体がゆがんでいると、
により、座骨神経痛のような痛みが出たり、足首の痛み、また足の指の痛みがでたりします。
そして当院で体を守るべき基本的事項としてたびたびあげている靴の問題。
詳しくはこちらをご覧ください。
まずこの2つを気を付けるべきなのです。
意味のない歩数計だけの自己満足ウォーキング
いまや便利で正確な歩数計のおかげで1日に何歩歩いたのかが手軽にわかります。
その数字だけ見て達成感を得て、自己満足で終わっていないでしょうか?
・だらだら歩き
・犬を散歩しながらのウォーキング
これはあまり意味がありません。
せっかくウォーキングをしていても、体に何も変化が生まれません。
ご来院されているクライアント様のお体を見ていると良く分かります。
「普通にウォーキングしていますか?」
と聞くと、
「犬の散歩しながらですが、、、」
とか言われます。
やはりウォーキングに期待することは、筋肉の緊張がゆるむことと、ストレス緩和です。
となると、まずは体を整え、靴を用意し、ひとりでも複数でもいいですが、何も持たずまっすぐ歩くことです。
筋力を維持するためのウォーキング を期待してウォーキングするならば、
筋肉に適度な負荷をかけなければ強くなりませんので、
早歩きをしたり、軽いダッシュをしたり、坂道を歩いたりを入れたりしなくてはいけません。
当院でよく見る症状
・30分くらい歩いたら骨盤の横付近のが痛くなった
・股関節が痛くなった
・ももの裏側がつっぱった感じになった
・かかとのあたりをつけると痛みがするようになった
・お尻のあたりがずんずんするようになった
・寝ると痛くなるようになった
・動き出せば大丈夫だけど、朝起きずらいくらい痛みがする
このような痛みを訴えられる方が多くいます。あなたは大丈夫ですか?
痛みが起こってしまったら?
痛みが起きてしまったら、まず体のゆがみを整えなくてはいけません。
テレビや雑誌で紹介されるような体操でご自身で整える事ができる方はそれでいいと思います。
今現在どのようなゆがみがあるか、整ったかどうかの判断ができるかどうか、がわかれば大丈夫です。
わからない方は、きちんと変化を教えてくれるところで整体をされるといいと思います。
もっと歩いて良くしようとする方がいますが、これは絶対にNG。
ちなみに、ストレッチや電気治療、湿布では解決しません。
わかりましたでしょうか?
今回は、ウォーキングは事前準備が大切だ、ということをお伝えしました。