足指で体が変わる
あなたの体の不調は足指からおこっている!?
肩コリ、腰痛、膝の痛み、実は足の指のせいだとしたら、あなたが今やっている治療は意味がありません。
あなたの体が楽になっていない理由は足の指をおろそかにしているからかもしれません。
今から、正しい足の指はどういうものかご自身の足の指をチェックしてみてください。
体が不調しらずの良い足の指は?
①爪が上を向いている
※ここでいう筋肉という言葉はすべて=筋膜のことをさします
爪が上を向いているということは、指がねじれていない証拠であり、指がねじれていると体のバランス、筋肉の緊張がおこり、つながりのある筋肉はすべて緊張してしまいます。
その緊張がひざ周りの組織で起これば「ひざの痛み」になるし腰で起これば「腰痛」になります。
②指をきれいに曲げることができる
指をグーにしてみてください。
手でいうところの拳の部分にあたりますが、第3関節からきれいに曲がりますか?
曲がっていない方が大勢いらっしゃいます。
あなたも、こんな感じではないですか?
曲がらない方は、指の機能を使えていないことになり、連動する筋膜が緊張しています。
それが腰痛の原因だったとしたら、指を柔らかくしないと腰痛は良くならないということです。
まずは以上、この2点を主に確認してください。
その他、具体的にどういった指が悪いかを見ていきましょう。
こんな指はトラブルが起きる
【浮き指】
上の写真は人差し指が浮き、下は小指が浮いています。
特に小指が浮いている人が多いのですが、自覚していない方がほとんど。
指が浮くとどういう弊害があるかご存知でしょうか。
試しに足の指を浮かせてみてください。
浮かせたまま歩いてみると、すごくきつくないでしょうか?
足の指が浮いているだけでずっとそのきつさが続くわけです。それでも人は歩けてしまうので気付かないのですが、その一歩一歩の疲労の蓄積が腰痛などに発展するのです。
主にこのように小指が浮いている方というのは、首がきつくなり頭痛持ちが多いです。
お尻の筋肉である臀筋も硬くなり腰痛にもなります。
「私は浮き指ではない!」
いや、お待ちください。隠れ浮き指っていうのもあるんです。
【隠れ浮き指】
上の写真ですが、立っていると一見浮いていないように見えます。
しかし、寝た状態の下の写真を見ると、足の指が反りかえっています。
これはCSソックスを履いて指を伸ばした後の写真です。
本来は、下の写真のようにまっすぐになっているのが正しいのです。
隠れ浮指の方は、肩こりが非常に強くなります。
地面に足がしっかりついておらず、圧がかかっていないので土台が不安定な状態ということになります。
一番下の土台がぐらついているのと同じなので、当然腰も悪くなってきます。
【クロウトゥ】
指の先がカギ状に曲がります。下の写真は浮指も併発しています。
指が曲がった状態は体全身が緊張します。
すねが張ってきますので、足がつったり、歩くのも疲れやすかったりします。
指を伸ばすと体がリラックスして緊張から解放されます。
改善すればこのように伸びます。
この状態が正常であり、足の指からは体にトラブルを起こさない状態です。
【内反小趾(ないはんしょうし) ・ 寝指】
内反小趾とは、外反母趾の逆で、小指側が内側に入ってくる状態をいいます。
寝指とは、主に小指で起こりますが、指が回転して爪が横を向いている状態です。
内反小趾と寝指は同時に起こっていることも多く、腰に強い影響があります。
反り腰の方は余計に腰が反って腰痛の原因にもなるし、坐骨神経痛にも発展します。
いかがでしたでしょうか?
まず、こうなっている足指は、頭痛、肩こり、腰痛、ひざ痛、の原因となっている可能性があると思ってもらっていいです。
あなたがこれから気を付けるべきこと3つ
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・足指を正しく使える体に良い靴を履き
・足指の固着をとりながら
・足指を鍛え、機能を取り戻そう
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あなたは、自分の足に合う体に良い靴を最低1つは持っておくべきです。
そして、TPOに合わせて足指に悪い靴を履く回数を減らしましょう。
ここまでやればバッチリ!
>>>>足の指を鍛える方法はこちらの記事を
CSソックスを履くととても機能的な足に変わります
なかには、縮こまった足の指のため、どうしても体が楽にならない方もいます。
その場合は、CSソックスで指を伸ばすのが最善の方法です。
当院では、どんな症状を楽にするにでも足の指は初めに重視しています。
お体のことでお悩みのことがあれば当院の施術を受けに来られてください。
最大限のアドバイスをします。
自分の指がどんな状態なのかをしっかり確認して、無駄に病院や治療院に通うのを減らしましょう。