肩甲骨付近の痛みは靴が原因!?
定期的にご来院されている方の話ですが、今回は肩甲骨付近が傷むという事でした。
しかも、するどい痛みということでした。
いつも胃の調子は良くないので、いつもより胃の疲れがでたのかと思いました。
触診して施術をしていくと、確かに胃の調子は悪かったんですが、どうも他に原因がありそうでした。
探っていくと、発生している箇所が右足の親指から、ということにたどり着きそこからゆがみを取っていき、さらに全身を調整していくと、肩甲骨付近の痛みがとれました。
あまりにも足の指がいつもと違う様子だったので、
「靴を変えましたか?」
とお尋ねすると、
「少しでも背が高く見えるように変えました。」
という返事でしたので、ちょうど持ってきていただいていた靴を見せていただきました。
※画像はイメージ
クッション性が全くなく、地面からのダメージを直接体で受け、ゆるゆる靴に該当します。
お仕事とはいえ、ここから原因がきている以上、履き続けるとまた背中の痛みがでる可能性が高いです。
肩甲骨付近の痛みではありますが、こちらのクライアント様には何が必要でしょうか?
当然、靴の再検討ということになります。
肩甲骨を揉んでも肩をほぐしても、あまり意味がないのです。
この部分は、自分ではわからないところでしょう。
わからないまま悪化させて、当院にたどり着いた時には痛みを取るために時間がかかってしまう、ということも多々あります。
数千円だから、という理由で靴を適当に買う方はたくさんおられます。しかし、長時間履いて生活するものにはある程度の投資をしないと体を壊してしまいます。
投資すべきところと抑えるところがこれからの時代は大切になってくるでしょうね。
健康が1番の投資先だと思い、日常生活のほんの些細な部分を変えれば体が変わるよ、ということをこれからも伝えていければと思います。
病院でも原因がわからない(=異常なし)、治療院を転々としても良くならない、説明を受けていないなど、もんもんとしたまま毎日を過ごす前に当院へご来院ください。