ひざの痛み
ひざが痛くなると、まず病院に行くと思います。
ここまではいいのですが、そこから痛みが良くならない方の悩みは
このようにひどくなってきている方が多いのです。
病院で、「軟骨が少し減ってきているかな。」
「少し変形しているからかな。」
と言われれば、あきらめつつも電気を当て続けたりヒアルロン酸をうって対処することになると思いますが、痛みは一向におさまらない方は多いです。
ひざの痛みを言われる方で多いのが、
・体、骨盤がゆがんでいる(ねじれている)
・足の指が硬い
・体に悪い靴をはいている
この3点は非常に共通して多いです。
これら全てが膝に影響を与えます。
当院では、日常生活でひざに影響を与えているこれらがないかどうかを尋ねます。
ゆがみ系で起こるひざの痛み
体・骨盤がゆがんでいると、膝にかかる負担が片方だけ大きくなったり、腰の影響を受けて膝が痛むこともあります。
例えば
お仕事などでこんなふうな姿勢を長時間する、繰り返しする、
この姿勢で重いものを持ったりする、人を抱えたりする、
などといったかたは、腰からねじれた状態で癖がつき、体がゆがんでしまっています。
その歪んだ状態で歩いたり、普通の生活をおくると、片方のひざだけに負担がかかります。
また、バランスが悪い状態ですので腰に負担がきて、その関連からひざが傷んでいる方もいます。
横すわり、またはそれに準ずる姿勢をよくされる方も、同じく骨盤がゆがんでしまうので、同じ理由でひざが悪くなったりします。
これらのゆがみ系からくるひざの痛みは、
膝の内側が痛い、熱を持って痛い、うずいて痛い、
というような症状をもっている方が多い印象があります。
足の指が硬くて起こっている痛み
足の指が硬いと、足の本来の機能であるクッションの役割ができず、地面からの衝撃が増えます。
加えて、体の全身の筋肉が緊張していて(コリ)張っています。張っていると、ひざの柔軟性が失われ硬くなっていきます。
このように、足の指をグーにしようとしても、曲がりません。
曲げれてもこんなところでしょう。
しかし自分では曲がっているつもり。
これではひざへの負担が増えてしまいます。
ですのでこういった方は、
ひざが大きくなって曲げることができない、
階段を登ったり踏ん張ったりする時が痛い、
といったような痛みを持っている方が多いです。
体にわるい靴を履いている事でおこる痛み
これは単純にひざに負担がかかってしまうということと、
先ほどの足の指が固くなってしまうこと、
この2点においてひざに痛みが出ます。
まず、
ヒールに関しては履かれている方は経験あると思いますが膝に負担がきます。
先が細いものやパンプスのように、足の指が固定されるものは、上記の理由により足の指が使えていないので、クッションの役割ができず地面からの負担が増えたり、張ってしまった状態でひざがキチンと動かせないため痛みが出てきます。
その他の靴にしても、足に合わない靴を履いているせいでひざが痛くなっている方がかなりいます。
これらが複合的に起こり痛みが出てきている方が多いのです。
軟骨がすり減っている、変形している、と診断された方でも、きちんと日常生活を見直せる方、施術をして傷んだ体をケアしていけば、回復する方は多いです。
軟骨がすり減ってきているからもう仕方がない、と思い込まれる方は、当院はお役に立てません。
しかし、どうしても困っているからそれ以外の可能性を試してみようと思われる方へはお役に立てる可能性があります。
手遅れになる前に体を楽にしませんか?